作品紹介・あらすじ
俺、いま幸せなんだよね。
歳とってカラダが重くなって、朝っぱらから昼寝をしたい気分だけど、
ココロはなんか余分なものがなくなって、軽くなってる。軽いのは軽薄とは違うよ。
快活っていうのが近いかな、青空みたいなココロ、でも少しは雲もある。
(本文より)
豊かな人生経験と、詩人としてのみずみずしい感性から生み出された谷川俊太郎オリジナルの「幸せ」論。
短いことばと手書きの文字で書かれた本書、70年近...
感想・レビュー (1件)
近くに在住の漫画家の世紀末さんのフェアをりんご堂でしていた。ので、一冊の漫画を購入。 彼女の描く4コマ漫画にほろっとくる。俄然、世紀末さんに興味が湧き。 本好きな彼女の選んだ本が、机の上にのっていた中から選んだのがこの一冊。 こんな文章がある。「あの人が別れ際に振り向いて手を振ってくれた幸せ、どんなにセコくてもなにもないより何かがあったほうがいい。」 寝台列車に乗って旅立つ私に、冬のホームで彼女は「京都に幸せを掴みにいくね。」と手をふってくれたことを思い出した。