GOSICKIII -ゴシック・青い薔薇の下でー

GOSICKIII -ゴシック・青い薔薇の下でー

桜庭 一樹
KADOKAWA (2010年1月23日発売)
ISBN:9784044281083
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作品紹介・あらすじ

風邪をひいたヴィクトリカを置いて、ひとり首都に出た一弥が遭遇したのは、奇妙な失踪事件と、有名デパートにまつわる黒い噂。電話ごしにヴィクトリカの助けを得つつ、事件を解決しようとする一弥だが……

感想・レビュー (1件)

桜庭一樹「GOSICK III 青い薔薇の下で」再読了。 桜庭一樹作品読み直し。ゴシックシリーズ第3段。 今作は、ヴィクトリカが初めて風邪を引いてしまう。一弥はというと、学園からちょいと離れた街ソヴュールまで、お土産を買いにでる。本当はヴィクトリカと一緒に行きたかったが、風邪を引いてるので1人で初めてのお出かけ。そして案の定、事件に巻き込まれる。 ということで、今回ヴィクトリカは完全なるアームチェアディテクティブならぬ、ベッドディテクティブ。熱でうなされながらも電話で聴いただけであっという間に謎を解く。 まあでも、今回は謎解きはそんなに難しくなかったかな。謎よりもストーリーが面白いので、いいのである。あと、グレヴィールの髪型がなぜ尖っているのかの秘密も明かされる。可哀想なグレヴィール。グレヴィールの部下が手を繋いでるのもそんな理由だったとは。(再読だから知ってたけどね)