ヒポクラテスの悔恨

ヒポクラテスの悔恨

中山七里
祥伝社 (2023年6月9日発売)
ISBN:9784396348892
本棚登録:40

作品紹介・あらすじ

「これから一人だけ殺す。自然死にしか見えないかたちで」 解剖されない9割の遺体に、隠れた犯罪が潜む!? 真相とともに浮かび上がる、光崎教授の“悔恨”とは? 死体は雄弁に語るーー法医学ミステリー第4弾 「一人だけ殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授への脅迫文がネットに書き込まれた。日本の解剖率の低さを訴えるテレビ番組での、問題の九割はカネで解決できるという彼...

感想・レビュー (2件)

短編集のようで気軽に読めた。どんな最後になるのか、ドキドキしながら読み進めた。途中、人種差別に関して登場人物に語らせる行があり、作者の感情を感じられた。あまり殊更に語らない作者の心情にどうしたのかと思えほど。

キャシー先生と栂野先生のやりとり