作品紹介・あらすじ
没落しつつある名門・清〓(かん)寺伯爵家。その長男で陸軍軍人の国貴は家を守るために奔走する中、かつて身分の違いゆえに引き離された使用人の息子で幼馴染みの遼一郎と再会する。遼一郎との関係に国貴は安らぎを覚え彼に惹かれていくが、遼一郎は命に関わる大きな秘密を抱えていた。それを知った国貴は、自らの身体を差し出して彼を救おうとするが…。
感想・レビュー (1件)
明治時代の政策である「富国強兵」が成功し、西洋列強に並ぶ国力を持つようになった日本。資産家と労働者の間に歴然とした差が生まれたことで、大正になり民主化運動が活発化していく。 大正12年関東大震災、急成長と挫折、復興が混在した激動の時代でもあった。