作品紹介・あらすじ
五年間つき合ってきた彼にふられた雑誌編集者のみのり。
イタリアンレストランの若きオーナーシェフである元彼を見返すため、自らも飲食店を開店し人気店にしてみせると心に誓う。
そのために彼女は、夫を亡くし実家に引きこもっている姉ゆたかに一緒に店をやろうと誘う。姉も亡くなった義兄もシェフだったからだ。
そして姉妹は神楽坂の路地の奥の奥にあった木造家屋にスパイス料理専門店を開店させる。心に栄養が染み渡る料理...
感想・レビュー (1件)
サクッと気分よく読める料理小説。 心身温まるスパイス料理で、人生の壁を破るきっかけをくれる「行き詰まった時に立ち寄れるシェルター」のような店。近所にあれば間違いなく常連だ。 今の私には集中力を高めて脳を活性化させるローズマリーが必要かも。
