作品紹介・あらすじ
かつての「三人娘」が織りなす幸福な食卓と友情と人生に乾杯!
作家の民子、自由人の理枝、主婦の早希。
そして彼女たちをとりまく人々の楽しく切実な日常を濃やかに描く、愛おしさに満ち満ちた物語。
江國香織“心が躍る”熱望の長編小説。
「会わずにいるあいだ、それぞれ全然べつな生活を送っているのにーー。会うとたちまち昔の空気に戻る」--作家の民子は、母の薫と静かなふたり暮らし。
そこに、大学からの友人・...
感想・レビュー (2件)
3/25読み終わり。とてもよかった。同じ女友だち3人が主人公ではあっても、薔薇の木枇杷の木とは全く違って50代という年代。色恋沙汰も30代とは全然違う。独身の民子、バツイチで自由奔放の理枝、大学生高校生の男の子を育てる主婦早希。民子と同居する母の薫さんもかわいらしいし、民子の元恋人とのやり取りも登場人物全てがいい味を出してる。()内に描かれる皮肉の表現描写がとてもいい。やっぱり江國さんいいわー。
やっぱり江國さんサイコー。