作品紹介・あらすじ
高校卒業後、大阪から上京し劇団を旗揚げした永田と、大学生の沙希。それぞれ夢を抱いてやってきた東京で出会った。公演は酷評の嵐で劇団員にも見放され、ままならない日々を送る永田にとって、自分の才能を一心に信じてくれる、沙希の笑顔だけが救いだった──。理想と現実の狭間でもがきながら、かけがえのない誰かを思う、不器用な恋の物語。芥川賞『火花』より先に着手した著者の小説的原点。
感想・レビュー (2件)
主人公はめちゃんこクズだし、彼女は従順で可愛くてこんないい女いねぇよと言いたくなるけどラストの場面は感動して涙が出た。文才がすごい。エモいってこういうことなんかね。
永田のプライドの高さから、サキとかいろんな人を攻撃して?傷つけてしまうのですが、そこが自分と重なって読んでて痛々しい、恥ずかしい気持ちになりました。 恋愛モノ?のはずなのにこんな気持ちになりながら読む本ってあるんだな…と思いました。
