作品紹介・あらすじ
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍させられそのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。生き甲斐を求め、居場所を探して、惑い、あがき続ける男に再生の時は訪れるのか?シニア世代の今日的問題であり、現役世代にとっても将来避けられない普遍的テーマを描いた、大反響ベストセラー「定年」小説。
「定年って生前葬だな。これからどうする?」
大手銀行の出世コースから子会社に出向、転籍さ...
感想・レビュー (6件)
思い出と戦っても勝てなんだよ
【良作】 ・人は死ぬまで、誇りを持って生きられる道を見つけるべき ・嫌いな人とは飯を食わず、気が向かない場所には行かず、好かれようと思わず、何を言われようと「どこ吹く風」で好きなように生きればよい
悲しいだけでない
・定年後の波瀾万丈?な生活を描いた物語 ・やりがいを探したり、物事に打ち込んで四苦八苦したり面白かった ・仕事なりなんなり何かしらに打ち込んで生活してるっていいなって思った
定年を迎えた男性のその後の波乱万丈な物語。最後は故郷に戻りたくなる。