作品紹介・あらすじ
中高女子校で共に過ごした潤子、みさ緒、礼香。ただいま34歳。彼氏いない歴=年齢だった礼香が突如結婚することになった。潤子はにわかに焦り、結婚相談所に入会、みさ緒も腐れ縁のダメ男と手を切る。それぞれの道を進む彼女たち、その先にあるものとはーー。 「婚活小説」の枠を越えて、アラサー女子のリアルな胸の裡が痛いほどの共感度で伝わる物語。
感想・レビュー (3件)
30代女性としてとてもリアルに感じられて…私もそうだったよなぁ…って思いながら読みました。 主人公が、年下の仕事ができる女性に感じるモヤモヤとか、年上の独身女性に感じるちょっと失礼な感情とか、優越感とか、友達の結婚に対する焦りとか、婚活男性に対する気持ちとか、自分を見ているようで痛々しくて…。 でもすごく読みやすくてスラスラ読めました。 「不自由な絆」を読んで母親の気持ちの描写が的確すぎる…!と思っていたのですが、母親だけじゃなくて女性全般でした。本当にすごい。他の作品も読んでみたいです。
途中リアルだったりもどかしかったりでしんどいけど読み切った
自分に焦ってくる気持ち、わかるわかる!けど、なんだかすべてが半端に終わってしまった。ので☆3
