匿名ユーザー

2024年1月5日

一般相対性理論の視点では、空間は不動の入れ物ではなく、動いている巨大な軟体動物の中に私たちは蹲っているようなもので、それが縮んだり曲がったりしているそうである。一方、量子力学的な視点では、あらゆる場は、細かな粒子状の構造になっており、物理的空間も量子でできているという。そして近年ではこの一般相対性理論と量子力学を統合しようとする試みとしてループ量子重力理論が提唱されているという。この理論によると、もはや空間の量子というものは存在せず、「時間」という概念まで消えてしまうと考えられるという。 ・ニュートンが定義した「空間」と、重力を帯びている「重力場」が実は同じもの(P.22) ・素粒子の振る舞いや性質は量子力学によって記述されている。動く層の素励起である。波動が消えたり現れたりしている。(よく分からん)(P.65) ・量子力学と素粒子実験によって、この世界は物質が不安定な状態で常に揺らいでいることが分かってきた。(P.67) ・星は崩壊して自らの重みで押しつぶされブラックホールになるると、さらに沈み込んでいき、量子的な波動から生じた圧力と釣り合って、「プランク粒子」と呼ばれる仮想の状態になる。プランク粒子は反動で跳ね返り爆発する。ブラックホールの中と外では時間の流れる速さが違うので、外から見たブラックホールは、反動による爆発を超スローモーションで見ていることになる。(P.87〜P.90) ・熱が熱いものから冷たいものにしか移動しないのは、熱い分子のほうが運動するスピードが速いため、冷たい分子よりもエネルギーを与える可能性が統計的に高いから。(P.100) ・引用「物語を創作することと、何かを突きとめるための手掛かりを追うこと、これら二つの異なる人間の営みの混同は、現代文化の一部に根強く残る、科学に対する無理解と警戒心の源ともいえます。(P.125

すごい物理学入門

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カルロ・ロヴェッリ/竹内 薫

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