作品紹介・あらすじ
散骨という葬送は、「スタイル」ではない。
死者とともに生きようとするときの大きな支えになり得る。
--平松洋子
愛する人を喪った人々がたどりついたそれぞれの自由な弔いの形とはーー。セーヌ川、珊瑚の島、ヒマラヤへの散骨の旅、絶句するようなハプニング、そして新たな出会い。涙と笑いで彩る、「別れ」の先に生きる人々を深くユーモラスに描く爽快ノンフィクション。著者自...
感想・レビュー (1件)
「パリの国連で夢を食う」が面白かったので、こちらも。結論からして、これもとても面白かったよ。登場人物が、どれも魅力的に見えるのは、それぞれの個性と筆者の描写の力。 最後の父親の話、ラストシーンの「あいしてるよー」は結構堪えた。