作品紹介・あらすじ
本の間から見つかった、亡き妻宛ての古いハガキ。
妻の知られざる過去を追い、男は灯台を巡る旅に出るーー。
地方紙で連載されていた人気作、待望の書籍化!
板橋の商店街で、父の代から続く中華そば店を営む康平は、一緒に店を切り盛りしてきた妻を急病で失って、長い間休業していた。ある日、分厚い本の間から、妻宛ての古いはがきを見つける。30年前の日付が記されたはがきには、海辺の地図らしい線画と数行の文章が添え...
感想・レビュー (2件)
久しぶりに小説を読んだ気がする。 とてもよかった。もっと若いときに読んでもあまりいいとは思わなかったかもしれない。