舞台には誰もいない

舞台には誰もいない

岩井圭也
祥伝社 (2024年9月12日発売)
ISBN:9784396636678
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作品紹介・あらすじ

舞台のリハーサル中、不可解な死を遂げたひとりの女優。 事故なのか、自殺なのか、それともーー。 女はみんな、誰かを演じて生きている。 舞台の上でも、日常でも、 演じることをやめられなかった女優を描く、 今、大注目の著者があぶり出す女のリアル。 他人を演じている間だけは、ここにいていいんだと思える。 ゲネプロの最中に一人の女優が命を落とした。彼女の名は遠野茉莉子。開幕を直前に控えた舞台で主役を演じる...

感想・レビュー (1件)

とある舞台女優の凄絶なる生き様を描いた作品。 終始暗澹たる空気が漂うものの、著者の作品はいつも先を読まずにはいられない不思議な魅力を孕んでいる。 読みながら自身の精神もジワジワと蝕まれていくような錯覚を覚えたため(苦笑)作風の好みは分かれるかと。