薬屋のひとりごと 11

薬屋のひとりごと 11

日向夏/しのとうこ
主婦の友社 (2021年4月30日発売)
ISBN:9784074482269
本棚登録:0

作品紹介・あらすじ

戌西州を襲った大蝗害。過去の蝗害を知る者は少なく、人々は混乱する。西都や国境近くでも、食糧の強奪や暴動が頻繁に起きていた。猫猫は何もできない自分を歯がゆく思いつつも、できる限りのことをやっていた。それは中央からの客人である壬氏も同様で、身の安全のためという名目の軟禁生活を強いられながらも、蝗害を予見していたことで、中央からの支援物資を早く受け取ることができた。だが、その手柄は壬氏ではなく西都の領主...

感想・レビュー (1件)

壬氏と猫猫が滞在中 蝗害に襲われた西都 その後の街の後始末 支援等 皇弟の壬氏 が 陰ながら行ってきた事を 西都の長 玉袁 の長男 玉鶯の 手柄にされ  民衆からは恨まれる 玉袁は外国へ戦を仕掛けたい 壬氏はそれを防ぎたい 玉家  玉袁(父)  西母(母)→息子玉鶯(長男) 母違いの息子 娘 他       末妹 玉葉后 玉袁の子供全員 実は血の繋がった子供ではない (玉鶯は実の子ではない証拠を 消し去りたい ..砂欧へ戦を仕掛けたい理由の1つ) 玉鶯が父が同じ兄妹  拓抜を刺し殺し そのどさくさに紛れて 陸孫が玉鶯を刺し殺す 陸孫は虐殺された風の民の 一族の子供だったことがわかる 陸孫は虐殺後..生き延びて 縁あって羅漢軍師の部下になり 西都に赴任していた 蝗害後の西都で どさくさ紛れで玉鶯を殺す 母や姉 一族の 仇を打った形 玉袁(父)が結果凄くいい人 だったことがわかった (血の繋がらない母子を助けて 商売を広げた人) 領主がいなくなった西都 壬氏が治める..か まだまだ滞在しそうなところで 次巻へ

ネタバレを読む