作品紹介・あらすじ
そこへ行けば、救われるのか。富士の樹海に現れた男の導き、死んだ彼女と暮らす若者の迷い、命懸けで結ばれた相手への遺言、前世を信じる女の黒い夢、一家心中で生き残った男の記憶…光と望みを探る七つの傑作短篇。
感想・レビュー (1件)
心中をテーマにした短編集。 最後の「SINK」がよかった。一家心中の生き残り悦也。誰とも深くつながれないまま大人になる。最後のもし母が自分を助けようとしたかもしれないという想像の描写のとこが好き。
心中をテーマにした短編集。 最後の「SINK」がよかった。一家心中の生き残り悦也。誰とも深くつながれないまま大人になる。最後のもし母が自分を助けようとしたかもしれないという想像の描写のとこが好き。