作品紹介・あらすじ
単行本刊行前から注目の「オール讀物」新人賞作家が、2人同時デビュー!
“どっかりしていて、愛嬌がある小説”
森絵都(第96回 オール讀物新人賞選考委員「姉といもうと」選評)
〈生きる姿勢が美しい人〉は、ときに可笑しくて、でもじんわりと沁みる。
つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場で同窓会、職人気質のクリーニング店主と下着を持ち込んできた若い女性客、幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉...
感想・レビュー (1件)
3/11読み終わり。面白い!!とても好きな作家さんになった。7つの短編集。どれもよかったー。工場で機械作業をする2人霧子と亜耶の話「ラインのふたり」、クリーニング屋に下着を出す「カシさん」、妹は指がない「姉といもうと」、幻覚が見えるアラオさんを商店街の人たちが一丸となって助ける「一等賞」(子供の頃、健気な人間ごっこで、わざと穴の空いた靴下を履いたり、薄着をしてみすぼらしい格好でお使いに行くユキの描写がとても好きだった)。総じて、本当に輝さんの人物の描写が好きすぎる。とても私の好みに合ってる。もっと読みたい。