夜の恩寵

夜の恩寵

三浦しをん
集英社 (2026年6月26日発売)
ISBN:9784087700114
本棚登録:0

作品紹介・あらすじ

夢のなかで生まれたものは、夢のなかに還っていく。 「カリスマ」をテーマに描き出される五つの物語。 故郷の父親からの電話で三年ぶりに帰った俺を待っていたのは、相変わらず若々しい継母の姿だったがーー(「神馬に乗る女」)。他、夢見の力(予知夢)がある祖母をもつ未千が、二十一歳の誕生日に高熱に浮かされて以降、それまで見ることのなかった夢を見るようになる「胡蝶」や、「夢見る家族」「金の糸」「夢の子ども」...

感想・レビュー (1件)

夢を巡る全5編からなる連作短編。 幻想的で抗い難い魅惑的な雰囲気に惹き込まれ、気付けば一気読み。 これまで読んだ著者の作品とは全く異色のテイストで新境地を見た気がする。夢と現実の境い目を行き来しつつ心も揺れ動くような不思議な感覚を味わえた。装丁画も素敵。