作品紹介・あらすじ
母を惨殺されて天涯孤独になった乞食のシヲは、村一番の分限者の養女となった。「ぼっけえべっぴん」と賞されたシヲだが、シヲの娘・ふみ枝は似ても似つかぬ醜女で、さらにその娘・小夜子は男を狂わす妖艶な美少女、そして初潮をむかえたばかりの小夜子が産んだのは、もはや“人とは呼べぬ”ものだったー。「書いてはいけないものを、書いてしまった」作家・岩井志麻子にそう言わしめた、女という生き物の哀しみに臨界点まで迫る暗...
感想・レビュー (1件)
SNSであらすじを見かけて、気になって読んだ。 何代にも渡る血の因果の話で、設定だけ見たら陰惨なエピソードも多いのだが、いずれも描写を書き込まず、淡々と事実を語る文体で構成されているので、一気に読める。