作家の放課後

作家の放課後

yom yom編集部
読者数: 3
発売日: 2012/2/29
出版社: 新潮社
ISBN: 9784101382715

レビュー (1件)

「作家の放課後」読了。 本棚を眺めていたら、まだ読んでないことに気づいたこの本。yomyom 編集部による色んな作家さんの体験記。あまりこういったものは買わないのだが、作家のラインナップみてわかった。目的は森見登美彦だ。なるほど。 作家さんの数は総勢22人にも及ぶのだが、読んだことある人の方が少ない。森見登美彦以外に読んだことがある人といえば、万城目学、中島京子、角田光代ぐらい。あとは名前は知ってるか聞いたことあるかなあ。もちろん知らない人も。 でも、こうやって色んな作家さんの文章を読むのもなかなか楽しい。 そして思う。文章が頭の中にすらすら入ってくる人と、そうでない人の違いがあるなと。 それは文の上手い下手とかではなく、その人の考え方だったり、単語の使い方だったり、文章の構成だったり、表現の仕方とか、感性とが合うか合わないかなんじゃないかなと思う。 これまで読んだことない人で、すらすらと頭に入ってきた人は辻村美月かな。今度何か読んでみようかな。 体験記の中で興味深かったのは、ボーイスカウトの話と坐禅の話と断食の話とボルダリングの話。 たまにはこういうやつ読むのなんかいいね。

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