奇譚蒐集録

奇譚蒐集録

清水朔
新潮社 (2023年11月29日発売)
ISBN:9784101802756
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作品紹介・あらすじ

大正三年、帝大講師の南辺田(みなべだ)廣章(こうしょう)と書生・山内(やまうち)真汐(ましお)は、信州・諏訪大社の麓に降り立った。伯爵家に代々伝わる「鉄環(かなわ)のお役」を果たすために。神域の山で禁足地を犯した二人は、山奥の秘村に“来訪神(オトナイサマ)”と遇され、囚(とら)われる。臥龍洞で風の神を祀るその村では、十二年に一度の“奇祭”が今まさに執り行われるところだったーー。鉄環の謎と因習の裏に...

感想・レビュー (1件)

清水朔「奇譚蒐集録」読了。 廣章(こうしょう)と真汐(ましお)コンビの今回の旅は信州へ。諏訪大社の近くで12年に一度開かれるという奇祭に巻き込まれる。 やはり清水朔さんの文体に慣れるのに少し時間がかかる。わかりづらい文章というわけではないのに読むペースが落ちる。内容が好きだからシリーズはずっと買ってるんだけどね。 シリーズを追うごとに真汐が成長していくのがわかって楽しい。前作の哀しい事件をもとに今度こそはと誓う真汐。ああ...。 その土地、その風土で育って来た土着の祭りに対し、外から来た人間がとやかく言うことはできない。でも、その祭りの意味・意義が本当に純粋なものであればだが。