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2022年11月28日

平方イコルスンさんが好きで、装画を担当されたというお知らせで偶然知ったにわかだったけど 読み進めるほどギリギリと落ち込んで、まあでもこんなもんだったよなという受け入れみたいな気持ちが生じた ニュートラルギアで進む日々を愛せとは言わないけど、いいんじゃんと思うよ P10 嫌いとか言葉にせずに こう なって こう なまま 会えちゃうもんですね P14 良い事だ 寝てる場合じゃない夜にこんなに眠くならないことは P21 洗濯物干して出かけて降る雨を悪いとも良いとも思えなかった P27 この町を町にしているコンビニにたまにいるいいひとすぎる人 P31 玄関へ三日に一度やってくるここより高い部屋の広告 P33 雨が降るって知っててでも手ぶらで行けば濡れるかもしれなさがよかった P43 洗濯機揺れて小さなアパートも揺れて春の日を生きていること P54 警報が今日もどこかで発されて警報を出すプロがいること P61 こんな時間に届く郵便こわすぎる 見たら届いていなくてもっと →これ、(勝手に)本当によく分かって 自分は左耳の裏でチャイムが鳴る夢…?をよく見る 怖すぎて玄関へ行けたことはないけど P74 起きたら夜で、だけど電気でよく見えて 生きててよかったことほんといっこもないな P79 寝る暇も惜しむ のがもうやれなくて、心ってこうやって終わって P89 夏の畳のタオルケットの昼寝ってなんか 起きてたら泣いてないすか? P101 映画とか見る体力のなさのことを話す でもおもしろさも話す P120 いつかあなたの目の前でやって見せたいよ涎の出るような眠り方 あとがきを読んだら今の毎日は楽しいということが書いてあって、勝手にほっとした。なくてよかった日ばかりではなくて、あって良かった日がこれから先もどんどん増えていったらいいと思った。 本当に表紙が素敵だ 題字も、お名前も

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了解

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平出奔

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