愚行録

愚行録

貫井徳郎
東京創元社 (2009年4月1日発売)
ISBN:9784488425036
本棚登録:0

作品紹介・あらすじ

格差社会の醜さを描いた、ゆるぎない傑作! ええ、はい。あの事件のことでしょ?--幸せを絵に描いたような家族に、突如として訪れた悲劇。深夜、家に忍び込んだ何者かによって、一家4人が惨殺された。隣人、友人らが語る数多のエピソードを通して浮かび上がる、「事件」と「被害者」。理想の家族に見えた彼らは、一体なぜ殺されたのか。確かな筆致と構成で描かれた傑作。『慟哭』『プリズム』に続く、貫井徳郎第3の衝撃! ...

感想・レビュー (4件)

誰もが羨む、幸せそうな肩書を持つ一家を襲った事件。 容姿が美しく、いつでも余裕そうな妻とその取り巻きたちの必死な人間関係が読み取れて行くにつれて自身苛立ちを覚えました。 この妻のように誰もが憧れるような人に、私はなれなかった。取り巻き同様、憧れ、妬み、泡良くば勝ちたいという思いに駆られました。 人間のくだらない見栄や欲が丁寧に、濃く描かれている作品です。 最後の結末は、呆気ないような気もしましたが、何もかもが上手く行く女が殺されて清々した自分がいます。

他人への評価なんてその人の主観が多く含まれることで多様なものとなる。 読むごとに一家の人物像が完成されていって読み込んでしまう、そんな小説だった。

胸糞だぁ 以下は、私が読んでる最中に思ったこと箇条書きしたやつね 自分を特別だと思いたい学歴の高いやつら。 偏屈で自分は平凡だけど人を見る目はあると思ってるやつ(久保塚) 久保塚の「私の望みを叶えてくれる人だから、仲良くなれると思った」がずっと引っかかる。 私ができるなら私より優れてる人は出来るはずと思ってる。 心無しか、被害者夫婦を立てつつ、そうなってもおかしくなかった人達だと思わせる喋り方をするなぁ 大学大学、大手企業どうのうるせぇな 慶応は外部だ内部だって内輪もめさせてそんなシステムのままでいいのか?(笑) 夏原は人の欲求がわかる人だった。 各々(取材されてる人たちが被害者に対して)肝心なところがわかってない感じだなぁ… 大学時代に彼氏を取られた宮村(被害者妻の悪い面を知る人) 宮村になりたかったのはほんと、奪ったかはまた別では 自分の子供には内部生になって欲しい。自分はこだわってなかったけど?はぁ?? 内部生だったら苦労しなかった。私はすごく苦労したのってことぉ? 谷口のストーカー被害に遭ってた、高向の元カノ、やけに赤ちゃんアピールすんな鬱陶しいって思ったら…高向の子かって気がついて欲しかったのか。きも!

面白かったがなかなかあれ?誰がなんて言ってたっけ?と3回くらい軽く読み返した。 気になったので映画も観てみた。 これ、映画だけ観て内容わかるのかな? 本読んで、映画見ても何か???ってなってるんだけど