鬼煙管 羽州ぼろ鳶組④

鬼煙管 羽州ぼろ鳶組④

今村翔吾
祥伝社 (2018年2月20日発売)
ISBN:9784396343972
本棚登録:24

作品紹介・あらすじ

「人も同じ、身分は違えども煙草の銘柄ほどのもの」煙管の吸い口を見つめ、平蔵は人の儚き生を思い、正義と悪との境を憂えていたー。京都西町奉行長谷川平蔵は、火を用いた奇っ怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消、松永源吾を京に呼ぶ。源吾は平蔵の息子・銕三郎と真相に迫るが、やがて銕三郎が暴走しー。勇壮な男たちが京の街を駆け抜ける!

感想・レビュー (1件)

ぼろ鳶組④、読了。 表紙は「鬼の平蔵(初代)」こと長谷川平蔵 京都を舞台に、今までと違った切り口で登場人物の生きざまを描く今作。読み終えて、タイトル『鬼煙管』の意味が染み入った一冊でした。 いやぁーー泣いた。おっさん泣けた。