「分かりやすい説明」のルール

「分かりやすい説明」のルール

木暮太一
光文社 (2011年4月1日発売)
ISBN:9784334036164
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作品紹介・あらすじ

説明に関する本を読むと、「比喩を使う」「図表を使う」「ジェスチャーを交える」「噛み砕く」などということが書いてあるが、そもそもそんなアドバイスなど何の意味も持たない。そもそも土台の表現がまずければ、どんなに工夫したところで、相手にはうまく伝わらないのだ。ベストセラー『落ちこぼれでもわかる経済学』シリーズで絶大な支持を集める著者が、満を持して書き下ろした「分かりやすい説明本」の決定版!

感想・レビュー (1件)

説明の仕方の取説としてはとても良いと思う。ただ、それで厳密に言えば間違った知識を広げてしまうことに対し、留意が少ないのは気になる。何故専門家の言葉はわかりにくく、インフルエンサーの言葉はわかりやすいのかに通じるものだが、立場によってはよしとできないものもあるだろう。