作品紹介・あらすじ
皇族華族の内面をこれほど正確に描ききった小説は
読んだことがない。傑作である。--歴史学者・磯田道史
いつの時代も、高貴な方々の結婚問題はむずかしいーー
梨本宮伊都子妃は、娘・方子女王の結婚相手探しに奔走していた。なかなか身分の釣り合う婿が見つからないのだ……。
方子女王が皇太子妃になる道が潰えた今、方子がみじめな思いをしないように、一刻も早く、良縁を見つけてやらなければならない。
聡明で率...
感想・レビュー (2件)
んー。 昔こんな方々が居たんだね。 って。平たく思ったけど。そりゃ絶えて当然だわ。知恵と力でその後のし上がった人は居ないのも頷ける。 序盤も入り込みにくかった、淡々と読み飛ばした感じ。
