作品紹介・あらすじ
大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽々と飛び越えていく。優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。
感想・レビュー (5件)
ノンフィクション本なのに、惹きつけられて応援したくて、先が気になって読み切りました。ついでに英国の教育事情や子育てと日本の子育てと教育事情について考えさせられました。
読み応え抜群!
Made in world な今、今自分のおかれている状況やこれまでの経験からすべてを推し量るのではなく、常に新しい気持ちで目の前のことを知ろうとする姿勢をもちたい。日本にいるだけでは得られない感覚を読んでいて感じたし、それを忘れてはならない
人種差別やイギリスの学校の状況がよくわかった
こどもはどんな問題でも柔軟に対応して、成長してゆくのだなぁ
