作品紹介・あらすじ
玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていくー。しかし...
感想・レビュー (5件)
いろんな思いが流れ込み、最後は涙なくては読めなかった。
読みやすい 国語辞典より、何かに落ち込むことの意義がわかる
やあ前から読みたかったけどやっと読めました。 興味深く楽しく寂しく読みました。