ミニシアターの六人

ミニシアターの六人

小野寺 史宜
小学館
ISBN:9784093866293
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作品紹介・あらすじ

スクリーンは奇跡を映す。観客の人生にも。 銀座のミニシアターで、二年前に亡くなった末永静男監督の追悼上映が行われている。二十一年前に公開された『夜、街の隙間』、上映は一週間だけ。最終日前日、午後四時五十分の回。観客は六人だった。 この映画館で働いていた三輪善乃は、公開当時にチケット売場の窓口にいた。山下春子にとっては、大学の同級生と成り行きで観に行った作品だ。自主映画を撮っていた安尾昇治は、...

感想・レビュー (1件)

ミニシアターで追悼映画が公開され、それを見る6人の様々な人がまるで公開されている映画みたいにすれ違ったり、話したり、映画を見ているような小説でした。

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