飽きっぽいから、愛っぽい

飽きっぽいから、愛っぽい

岸田 奈美
講談社 (2023年3月22日発売)
ISBN:9784065308059
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作品紹介・あらすじ

作家・岸田奈美の新たな代表作。 著名人からも絶賛&感動の声続々! 笑えて、泣けて、救われる。 新時代の書き手が綴る、心を揺さぶる傑作エッセイ。 「大好き」を言葉にし続けることが、 こんなに笑えて泣けるなんて。 --藤崎彩織 笑いと悲しみは同じところにあって、希望と絶望も同じ場所から生まれる。 それを軽やかに教えてくれる、処方箋みたいな本だ。 しかもとびきり笑えるんですよ。 --佐久間宣...

感想・レビュー (1件)

好きなワード 思い出をいろんな視点から眺められるようになった時。過去を、自分を励ますための物語として選びとれるから、人はより豊かでより強くなれるんだろう。 人は「努力しても無駄だ」と思い込んだ瞬間、不幸の沼に沈んでしまうらしい。その思い込みは呪いとも言う。呪いを断ち切るには「無力を受け入れた上で、努力する」しかない。 待つことは、努力だ。

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