2025年9月14日
とてもコミカルで痛快であった。とても純粋で正義感の塊のような主人公と、嫌味な先生方の攻防が面白かった。現実には存在しえない主人公と現実に存在しうる先生という理想を求め現実に立ち向かう構図が良かった。また西洋文化の流入期であり、和洋折衷の加減に対しどれくらい目を瞑るかなど時代を表しており、社会勉強にもなった。
夏目漱石