巷説百物語

巷説百物語

京極夏彦/FISCO
KADOKAWA (2003年6月25日発売)
ISBN:9784043620029
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作品紹介・あらすじ

江戸時代。曲者ぞろいの悪党一味が、公に裁けぬ事件を金で請け負う。そこここに滲む闇の中に立ち上るあやかしの姿を使い、毎度仕掛ける幻術、目眩、からくりの数々。幻惑に彩られた、巧緻な傑作妖怪時代小説

感想・レビュー (1件)

連作短編シリーズ第1作。基本女性が被害者なので気分良くない話が多く、京極堂シリーズより蘊蓄少ないのが物足りないが、やはり京極さんの書くものは読み心地が良く、満足感大。狸の話も可哀想な話だったが話自体は読み応えあった。又市たちが今後どんな道を歩むのか楽しみ。