サーペントの凱旋 となりのナースエイド

サーペントの凱旋 となりのナースエイド

知念 実希人
KADOKAWA (2024年12月2日発売)
ISBN:9784041151303
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作品紹介・あらすじ

あらゆる臓器に同時多発的に悪性腫瘍が生じる奇病「シムネス」は、星嶺医大附属病院の伝説的外科医・火神郁男の命までも奪った。 火神の死から三年、ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」のテストオペレーターとしてハイレベルな手術を一手に引き受けていた。 オームス実用化に向けた重要な手術を控えたある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現す。 澪と大河...

感想・レビュー (1件)

とにかく面白い。知念実希人の作品はどれも読み易く、どんどん吸い込まれていく。医学的知識が無くても読める。今回の内容は怪しい奇病「シムネス」と「ダーウィン」みたいな「オームス」というハイブリッド手術で難病と立ち向かう話。大河と澪の二人の強くも淡い信頼関係もいい。こういう手術の開発を望む。