作品紹介・あらすじ
折田〜遠藤間を結ぶローカル線、通称〈オリエンド鈍行〉の緊急停止した車内で死体が発見された!居合わせた7人の乗客は犯人探しを開始する…が、かの名作とは違い、名探偵不在の車内で犯人が見つかるはずもなく、なぜか事件と無関係な問題ばかり解決されていきー。表題作「オリエンド鈍行殺人事件」他、笑いあり涙ありどんでん返しありの短編&ショートショート全10編。面白さ最上級!
感想・レビュー (1件)
著者の長編に負けず劣らず短編も大好物の私。 個人的には「勇者たちのオフ」「ファーブル昆虫記を読んで」が好みだが、表題作も爽快。文中炸裂の翔節や非凡な伏線回収も健在でニヤニヤが止まらず。 私の中で最早「人を笑顔にする面白作家No.1=藤崎翔」である。
