作品紹介・あらすじ
ホームレスの女性が、公園で殺害されているのが発見された。犯人も動機も不明。彼女はなぜ、殺されたのか? 事件に興味をもったフリーターの女性が、不思議な縁で、被害者の人生に潜む嘘をひとつひとつ暴き、真実に近づいていく。巧妙な罠と高速で展開するストーリーに、いつの間にか目が離せなくなる。そして、ある瞬間に気づく。#さっちゃんはあなただったかもしれない #さっちゃんはわたしだったかもしれない
感想・レビュー (1件)
後味は悪いが、所々真梨ワールド炸裂で予想以上に面白いイヤミスだった。相変わらず著者お得意のドロドロな描写には身震いしたし(苦笑)、バブル時代の表現も何度かツボにハマった。今作は最後の伏線回収も分かりやすくて戸惑わず。一気読みをお勧め。
