作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学小説】人気作家・みはるは講演旅行を機に作家・白木と男女の関係になる。一方、白木の妻・笙子は夫の淫行を黙認、平穏な生活を送っていた。だが、みはるにとって白木は情交だけに終わらず、〈書くこと〉を通じてかけがえのない存在となる。父と母、瀬戸内寂聴をモデルに3人の〈特別な関係〉に迫る問題作。
感想・レビュー (2件)
瀬戸内寂聴さんの恋愛と彼女の愛した人の奥さんがそれぞれの立場で描かれていた。 書いたのがそのむすめとなると、事実なだけに複雑な気持ちになり、3人ともあまり好きにはなれないなとなると思う。 でも文章は文学的で面白かった。
自分の父と母と父の恋人のことを書くとは。
