作品紹介・あらすじ
東京の救命救急センターで働いていた、六十二歳の医師・咲和子は、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で訪問診療医になる。命を送る現場は戸惑う事ばかりだが、老老介護、四肢麻痺のIT社長、小児癌の少女……様々な涙や喜びを通して在宅医療を学んでいく。一方、家庭では、脳卒中後疼痛に苦しむ父親から積極的安楽死を強く望まれ……。
感想・レビュー (3件)
本当に望まれていること、医療の判断、一つ一つ経験として勉強になりました。
在宅医療ってなんとなく知っていたけど、患者だけでなくその家族の壮絶な覚悟がいることなんだなと思った。でもみんな幸せそうに最期を迎えられてよかった。
