ラミラミ2202.10

2025年5月14日

薄い本で表紙絵が 騙し絵の昭和の頃の本 なのかと思い購入 ・水谷一馬→50代前半男性 ・未帆子 →水谷の大学時代の後輩       同じ演劇サークル       結婚式の日に来なかった 50代になり水谷が 未帆子という名前を Facebookで見つけ メッセージをおくる  未帆子が返信し やり取りが始まる(年一位の頻度) 学生時代の思い出話が出てくる   二人が付き合い始めたキッカケ   サークル旅行に行き   海岸でキャンプファイヤー   未帆子がそこを抜け出し   藪の中へ..それを水谷が追う   →しゃがんで尻を出していた    (用を足していた) 旅館に戻り 未帆子に   声をかけられ..「恥ずかしかった..」と   水谷が抱きしめ 付き合いが始まる   「えーっっ」と思った   「イヤイヤイヤ..」とか    外で用を足し..それを抱きしめるし.. ちょっとヘンな人達   水谷は中学生の頃 両親を交通事故で亡くし 遠縁の血の繋がらない叔父に 引き取られる 叔父には妻(良い人)と ・連れ子の優子 がいた   優子が高校生になった時   水谷に恋をする   →叔父から二人が一緒になってほしい   と提案される   優子が許嫁となる   水谷が性病になり   優子からうつされたと気付く   →優子が義父(水谷の叔父)と   性的関係があるとわかる       ここまで本の7割位  「こういう感じの本だったか..」と思った  どんどん未帆子の事も明かされていく  ソープ嬢だったとか  大学のサークル関係の人  (水谷以外)とも  関係があり..とか リベラル的な性の考え方の人  水谷も騙されて  劇団の立ち上げがなくなる  酷いストレスを受けると  精神的に異常をきたす  と自分で思っている 最後  未帆子が結婚式に 現れなかったのは 水谷の家で 幼児殺害の証拠をみつけたから 複数の幼児殺人の疑いも.. (義妹もか?) 話は..ページをめくり "衝撃の一行”で終わる  どんどん嫌な気持ちに  なっていたけれど  最後で更に  どっちもどっちの  気持ち悪さ  と思った  どんでん返し 視点の違いという  意味では上手く出来ている  自分的には  賛否の否の本  この方の本は  もう読む事はないと思う  こういうジャンルの本が好きではない

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ルビンの壺が割れた

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宿野 かほる

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