らいか
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2025年6月30日

桜庭一樹「GOSICKⅡ その罪は名もなき」再読了。 桜庭一樹作品読み直し。ゴシックシリーズ第2段。 この作品では、ヴィクトリカの母親コルデリア・ギャロの話が出てくる。灰色の狼と呼ばれ天才的な頭脳を持っていたが、故郷の村から殺人犯の疑いをかけられ追放されたコルデリア。その疑いを晴らすためにヴィクトリカと一弥が村へ乗り込む。 ゴシックシリーズはほんと読みやすい。さくっと読めるのだが、ちゃんとミステリーとして読み応えはあるので楽しい。 少しずつ一弥とヴィクトリカの距離が縮まっていくのも良いのよ。お互い憎まれ口を叩き合いながら、もはや無くてはならない存在になっているのよね。 村の長老の占いの結果の下りもとても好き。 さあ、次に行ってみよう。

GOSICK(2)

GOSICK(2)

桜庭 一樹

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