異邦人

異邦人

カミュ
新潮社 (1996年5月1日発売)
ISBN:9784102114018
本棚登録:157

作品紹介・あらすじ

母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画をみて笑いころげ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、理性や人間性の不合理を追求したカミュの代表作。

感想・レビュー (2件)

不条理を不条理のまま受け入れる。 だから取り繕う必要もない。思うがままに生きてるから自由。そして幸せ。本質として優しいんだよな。

フランスのカミュの代表作。感情が平坦であり、人に自分を合わそうとしないムルソーは最後まで芯がとおっていたように思う 自分を感覚や思いを大事にしている。 親がなくなった時に泣かなかったことで、死刑宣告。人を殺めたことも、彼の人生のなかでは大きいことでは無かった。じゃあ、何が彼は大事だったのか、自分に正しいということ。