不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか

鴻上 尚史
本棚登録:6
講談社 (2017年11月14日発売)
ISBN:9784062884518

作品紹介・あらすじ

太平洋戦争末期に実施された”特別攻撃隊”により、多くの若者が亡くなっていった。だが、「必ず死んでこい」という上官の命令に背き、9回の出撃から生還した特攻兵がいた。その特攻兵、佐々木友次氏に鴻上尚史氏がインタビュー。飛行機がただ好きだった男が、なぜ、絶対命令から免れ、命の尊厳を守りぬけたのか。命を消費する日本型組織から抜け出すには。 太平洋戦争の末期に実施された”特別攻撃隊”。戦死を前提とする攻...

レビュー (1件)

もう一度読む。佐々木友次さんの話も面白かったが、鴻上さんの、特攻に関わる考察の中で、「命令した側」「命令された側」に分けて捉えできることが興味深かった。 以前、この本を読んだときは、鴻上さんが書かれた本は読んでいなかった。あれから、著作を数冊読んだ今、思うに、鴻上さんらしい考察だなと思った。

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