作品紹介・あらすじ
「わたし」と「あなた」のつながりをとらえ直す
そもそも人類学とは、どんな学問なのか。「わたし」を起点に考える「つながり方」とは何か? 「直線の生き方と曲線の生き方」「共感と共鳴のつながり」……。「違い」を乗りこえて生きやすくなるために。「人類学のきほん」をもとに編み出した、これからの時代にこそ必要な「知の技法」のすすめ。 ...
感想・レビュー (1件)
「わたし」って一体何なのか、新たな視点を見出してくれた本。 自分らしさとか、自分の中のぶれない軸とかそういったものに固執する必要はないのだと教えてくれた。あるひとつの尺度、カテゴリーで全てを決めてしまうのはとても危険。目的地にたどり着くだけの人生はつまらないよな、だから歩くことが好きなのかもしれない。 他者との違いを認めるのではなく、自分との共通項を見つけてみることで、他者との関係は少し変わるのかもしれないと思った。