きつねのはなし

きつねのはなし

森見 登美彦
新潮社 (2009年6月1日発売)
ISBN:9784101290522
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作品紹介・あらすじ

「知り合いから妙なケモノをもらってね」篭の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現われて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は?底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。

感想・レビュー (1件)

何度目かの再読。森見作品でいちばん好き。