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2022年11月27日

『奈々子に』を 好きな人(友達恋人問わず)が親にこんな愛され方をしていたらいいなと思います、とお勧めされたので、新幹線に乗る直前にたまたま寄った本屋さんで載っているのを見つけて、買った。 一編目から泣いてしまったので新幹線で読むのはやめたんだけど、こんなふうに人のことを思いたい、そして好きな人たちみんながこんなふうに思われていてほしい、と強く思った。 そして『I was born』はおそらく教科書で読んだことがあるんだけど、こんな内容だったか…!?と衝撃だった。「(否応なく)産まれさせられる」ことは僕にとって単純な文法の問題だったけど、父親にとっては母親を犠牲として産まれてきた子ども  蜉蝣は世代をつなぐために死と生を繰り返すけど、人間も同じではないと言い切れるのか。生きる意味…おそらく12、13の息子にこの喩えを話すの凄まじい 『祝婚歌』もすごく好きだ まっすぐ二人がふたりでいられることの嬉しさを綴っていて、特に「二人のうちどちらかが/ふざけているほうがいい/ずっこけているほうがいい」というところが、泣いている… こういうふうにいられたらな本当に

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にほんの詩集 吉野弘詩集

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吉野弘

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