おあとがよろしいようで

おあとがよろしいようで

喜多川 泰
読者数: 25
発売日: 2023/10/3
出版社: 幻冬舎
ISBN: 9784344041714

レビュー (3件)

落語に出会って、人に出会って、変わっていく感じがわくわくする。

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大学に入学したばかりのコミュ障気味の門田暖平。入学式で出会った先輩碧に連れられるように落研に入部。少しずつ人との関わりの楽しさを覚え、世界を広げていく物語。 ちょっと出来すぎな感はあるが、少しずつ陰から陽へと変化し、自分を変えていく暖平が清々しい。 人間は、落ちていくときとかダメになろうとするときは誰かを誘おうとせるくせに、上がっていくときとかよくなろうとするときはコソコソ一人で行こうとする

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