こゝろ

こゝろ

夏目漱石
KADOKAWA (2004年5月10日発売)
ISBN:9784041001202
本棚登録:111

作品紹介・あらすじ

遺書には、先生の過去が綴られていた。のちに妻とする下宿先のお嬢さんをめぐる、親友Kとの秘密だった。死に至る過程と、エゴイズム、世代意識を扱った、後期三部作の終曲にして漱石文学の絶頂をなす作品。

感想・レビュー (1件)

若い時から何度も読んだ。最初の頃は全然話が分からなかった。でも、言葉の表現が簡潔で分かりやすいと思う。最後にかけてはきっと涙無しでは読めないと思う。先生が遺書を残した意味が分かるからである。