作品紹介・あらすじ
池内胡雪は多忙なベンチャー企業で働く三十歳。不規則な生活で食事はおろそかになり、社内も散らかり放題で殺伐とした雰囲気だ。そんな状況を改善しようと、社長は会社に家政婦を雇うことに。やってきた家政婦の筧みのりは無愛想だったが、いつも心がほっとするご飯を作ってくれてーー。現代社会の疲れを癒す、美味しい連作短編集。
感想・レビュー (5件)
家政婦さんの作る料理が魅力的
ほっこり食べ物小説では終わらない想定外の展開と驚きの結末に戸惑いを隠せず、若干ほろ苦い読了感。皆ハッピーになってほしい。 ただ著者の料理描写には裏切られなかった。メニューはどれも美味しそうで、レシピにそそられ仕事帰りに辛ラーメンを購入した程。笑
美味しそうなレシピがいっぱい
