作品紹介・あらすじ
愛するその「手」に抱かれてわたしは天国を見るーーエロスと魔法と音楽に溢れたファンタジック連作集。榎本正樹によるインタヴュー集大成「桜庭一樹クロニクル2006-2012」も同時収録!!
感想・レビュー (1件)
桜庭一樹「道徳という名の少年」読了。 前半は連作短編が五編。 道徳(ジャングリン)と名付けられる少年にまつわる童話のような夢物語のようなでもどこかでリアリティのある不思議なお話。それぞれの話は独立した短編でも成り立っているし、続けて読むと連作短編にもなっている。上手いよなあ。 そしてやっぱ桜庭一樹の文章が好きだなと 改めて感じる。 後半は桜庭一樹の7つのタイトルに関する インタビュー集。作品は、 「少女七竈と七人の可愛そうな大人」 「赤朽葉家の伝説」「私の男」「GOSICK」 「ばらばら死体の夜」「傷痕」「無花果とムーン」 もちろん全部既読だが、随分前に読んだのもあるので忘れてる部分もある。なのでこのインタビューを読んで、またもう一回読んでみようかなと思った。
