作品紹介・あらすじ
コロンビア大学、スタンフォード大学、イェール大学などの世界トップ大学で最も注目を集めている学問! 人間は不合理な生き物です。例えば、つまらないものに愛着を感じてはいつまでも持っていたり、非常ベルが鳴っているのに周りが動かなければ自分も避難しなかったり、特段欲しくもないものを買ってしまったり……。そんな人間の...
感想・レビュー (1件)
行動経済学とは、 人間がお金に対して抱く心理とそこからどのような行動を取るかと言う「経済学」と言う名の「行動学」だ。 普通経済学と言えば難しい計算や今後の予測をする、みたいなイメージがあるし、貯蓄や株、投資に興味がなければ身近には感じられない。 しかし、これは行動学なので、人間の日常生活に良くみられる心理や行動を統計的実験的データに基づいて検証された学問だ。 経済と関係なくても人の心理を読み解く大きなヒントになり、自分が人生で失敗しないために活かしていくこともできる。世の中の疑問に思う事件や出来事にも大いに納得できることがある。 なぜ、嫌な会社を辞められないのか? →保有効果 なぜ、悪いことを決断する団体がある? →グループシンク なぜ、不必要な保険に入る? →プロスペクト理論 などが挙げられる。 行動経済学を少しでも知っていれば それが今自分にとって本当に必要なのかどうか、冷静に判断を下し行動できることがあると思う。 そして、他人に対して「なぜ?」と、相手を責めるのではなく、「人間はそういう行動を取るものだ」と理解し、 その心理を知ることでゆっくり説得できることもあるだろう。 経済学に興味がなくても十分に読む価値がある一冊だと思う。