フェスタ

集英社 (2024年3月5日発売)

ISBN：9784087718607

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作品紹介・あらすじ

北海道浦河町で生産牧場を営む三上収、三上徹の親子。パリ・ロンシャン競馬場で開催される世界最高峰の「凱旋門賞」の舞台で力を発揮できるのは、ステイゴールドの血統に違いないーーと確信していた。そう結論づけた収はその産駒であり、かつて凱旋門賞で二着となったナカヤマフェスタの種付けを続けていた。そうして収が自信を持って作り出した仔馬は、調教師・児玉健司の目に留まり、将来の可能性を信じた馬主の小森達之助に...

感想・レビュー (2件)

かりん 2025年5月4日

◎

komemory 2024年7月3日

クラシックには目も向けず、凱旋門賞という最高峰のレースを夢見る生産者、馬主。現実的にはどうかと思うが、そんな大きな夢の実現を目指す彼らの想いが詰まった感動作。思い切り癖のあるカムナビは手を焼かせるが憎さ余って可愛さ百倍な馬。今年の凱旋門賞が楽しみになる作品でもある。