記憶の果て(上)

記憶の果て(上)

浦賀和宏
講談社 (2014年3月15日発売)
ISBN:9784062777780
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作品紹介・あらすじ

父が自殺した。突然の死を受け入れられない受験生・安藤直樹は父の部屋にある真っ黒で不気味な形のパソコンを立ち上げる。ディスプレイ上で裕子と名乗る女性と次第に心を通わせるようになる安藤。プログラムにしかすぎないはずの裕子の記憶が紐解かれ、浮上する謎。徹底した方法意識に貫かれたテクストが読者を挑発する、第5回メフィスト賞に輝くデビュー作。 父が自殺した。突然の死を受け入れられない受験生・安藤直樹は父...

感想・レビュー (1件)

主人公は安藤。彼の父親が自殺し、その父親が残したパソコンに意識(もしかしたら昔自殺した姉?)がどっているかどうかというお話。 第3弾から読み始めてしまった私にとって、この主人公・安藤がこんなにも喋るのが新鮮でした。 さて、あらすじですが、そもそも意識とは何なのか。そういう哲学的なことを延々と考えたり、友達と討論したりしています。 あらすじに大きな起伏がなく、少し退屈に感じるかもしれません。 音楽、死、セックスといった青春小説に、SF、ミステリも組み込まれた新しさはあります。

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